身体を守るためのセンサー
2020年02月12日
みなさんこんにちは!最近は新型感染症などが流行し、うがいなど予防はもちろんですが身体の免疫をアップしなければ、ウイルスに感染しやすくなります。運動不足になりやすいこの時期に、少しでも身体を動かすことをしてみてください。毎日のようにギックリ腰で来院する方が増えておりますので、充分お気をつけ下さい。
さて、今回は以前テレビでも放送しておりましたが、メカノレセプターについてお話いたします。メカノレセプター・・・聞いたことありますでしょうか? ご説明いたします。足の裏のセンサーの事をいいます。
自分の体重が身体のどの場所にかかっているのかを脳に知らせる機能があるのです。このメカノレセプターの情報が鈍ってくると、脳で処理ができなくなって転倒してしまいやすくなり、平成27年度厚生労働省の統計によると交通事故で亡くなった方は5646人、転倒や転落(階段から落ちる等)で亡くなった方は7992人。圧倒的に転倒や転落で亡くなる方が多いのです。 私もこの数字にはびっくりしました。
原因は、注意力の低下、バランス能力の低下なんです。住み慣れた家で転倒している方が全体の7割といわれております。このメカノセレプターが働いているかどうか、検査は簡単です。立ったままで片足で靴下が履けるかどうか。自信のない方は無理しないでくださいね。予防としては、この図のように親指、指の付け根に多くありますので歯磨きをしながら、つま先で歩いてみるとか、かかと歩きをしてみるだけでこのセンサーは鍛え
られ、指で何かをつまんで移動させることでも鍛えられます。当院にあるホグレルは、そのメカノレセプターに刺激を与え鍛える事にもつながります。
是非、一緒にこのセンサーを働かせ転倒しないように気をつけていきましょう。自分の身体を自分の思うように動かすには、ご自身の努力が必要なのです。 私たちは全力でサポートしていきます!!詳しくはこちらをご覧ください。
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